Column

2022年1月31日
今年も残すところあと11ヶ月。


2022年1月!

増えゆく、悪玉コレステロール、
薄れゆく、毛髪と記憶、
高まる、血圧と耳鳴り、
遠ざかる、聴力、
落ちていく、集中力、
消えゆく、過去の栄光、

衰えないのは
昔話と自慢話くらいですかね。

全米が泣いた!風の
言い回しにすれば、
少しはポジティブになれるかなと。

先日、水島新司先生が
亡くなられました。

ドカベン、球道くん、
一球さん、野球狂の詩は
全巻持っていました。

個人的には代表作のドカベンより
球道くん、一球さんに
ハマっていたかな。

水嶋先生のことや作品に関しては、
色々なところで語られているので、
多くは語りません。

コロナがおさまったら、
老眼鏡片手に、
漫画喫茶にでも行って、
改めて読み直してみたいなと。

実家の屋根裏部屋にあるけど、
保管状態が悪くて、
ちょっと手が出しにくいので。



今回のオススメ映画コーナー。

今回のオススメは
「インビクタス〜負けざる者たち」

またしても
C・イーストウッド作品で恐縮です。

南アフリカの指導者N・マンデラが、ラグビーW杯の開催を通じ、人種対立の壁を乗り越え、国民を1つに導く姿を、実話に基づいて描いた映画です。
27年もの投獄生活から解放された後、1994年、南アフリカ共和国初の黒人大統領に選出されたN・マンデラ。長年彼が訴え続けたアパルトヘイト撤廃は実現しましたが、白人と黒人の間の人種対立がまだ根強く残った翌年、同国で開催されるラグビーW杯大会を、国民統合のための絶好の機会と捉えたマンデラが、巧みな統率力で国民を1つに導いていく姿を描いています。

この題材で、監督が
C・イーストウッドときたら、
もう、個人的には面白く無いわけが
ないわけです。

必要以上に劇的に仕立てない、
バランス感覚と、温度感が
なんとも言えません。

私のユルユルな涙腺は
いとも簡単に崩壊しました。

物語の難しさや深さというより、
登場人物の内面性をシンプルながらも
深く掘り下げていく、、、
これこそ「C・イーストウッド節」
なのでしょう。

主人公はラガーマンではなく、
大統領のN・マンデラ。
指導者を目指す人に、
観てもらいたいですね。

リーダーとはどうあるべきか、
リーダーには何が必要か、
簡単そうで一番難しいことだと
痛感します。

劇中で読まれる詩があります。
N・マンデラの心の
支えとなっている詩です。

私は我が運命の支配者、
我が魂の指揮官。

深いですね。

ではでは。